週イチでできる! アクティブ・ラーニングの始め方

著者 :
  • 東洋館出版社 (2016年3月18日発売)
3.83
  • (3)
  • (4)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 59
感想 : 7
3

『学び合い』はすなわちアクティブラーニングだと思った。そして、子どもを大人に変えていく学校という場で、アクティブラーニングが行われなければいけない理由がよくわかった。子どもたちが社会に出た時に、人とうまくつながって生きていけるように、一斉指導から変えていかねばならないのであろう。

対処療法ではなく、数多くの実践からの根治療法のお話もたいへん勉強になった。

また、異学年で行うアクティブラーニングは、学校行事、縦割り活動、部活動などを行うのにヒントになる考えであった。

具体的にそのものずばりはまだまだ行えていないが、西川先生のおっしゃる理念の部分にはいつも納得、共感させられる。

「一人も見捨てない」教育を実現したいという思いがあれば、どんな方法がよいかと勉強し、試行錯誤し、学級はよくなっていくはずだ。その過程で、子どもたちが生き生きした授業をしたいと考えた時に、方法として、『学び合い』はかなり有効だと考えている。そして、その理念の部分が芯にあれば、よい学級経営ができるし、自ら学べる子どもたちを育てていけるだろう。

というわけで引き続き、『学び合い』について勉強したい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教育書(体育以外)
感想投稿日 : 2021年10月1日
読了日 : 2021年10月1日
本棚登録日 : 2021年10月1日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする