他愛も無いような小さなできごとや会話が、まるで小さな花がぽっと咲くように、日常を彩ってくれる。
そんな小さいけれど幸せな思い出の欠片を一つひとつ味わえてしまって、こちらまで多幸感。そして小さなすれ違いが重なったりほろ苦い出来事もあったり。以下、ちょっとネタバレ含みます。
最後は散ってしまうけれど、その切なさは、それまでのできごとがより一層愛おしくみえてくる。
ああ恋ってこんな感じだったかなと思い出した。
大学生の時にもっと恋しておけばよかった、と思わせてくれる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年4月10日
- 読了日 : 2021年4月10日
- 本棚登録日 : 2021年4月10日
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