超ミニマル・ライフ

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2023年10月4日発売)
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▼感想
・四角さんの著書を読むのは、前作(超ミニマル主義)に続いて2冊目。内容はやっぱり好きだった。笑

・日々のノイズが多い中、いかに自分で大事な事を取捨選択するか、結果ミニマルになる事を、常に考えていますが、本書もとても参考になりました。


▼メモ
■ミニマル
・「シンプル」は、簡素化して特徴を無くした状態、「ミニマル」は極限まで削ぎ落すことで、ある特徴を際立たせること

・ジャック・アタリ:「利他主義こそ、最も合理的な利己主義です。利他的であることが結局、自分の利益になるのです。」

・「これさえあればいい」といミニマル・ライフは、不安と焦りを取り除き、時間のゆとりと心の平穏をもたらす。

・「More」よりも「Less」、「Big」よりも「Small」、「Fast」よりも「Slow」

■食事
・「あなたは食べたものでできている」。今日、何を飲み食いするかで、あなたの「オーガニックデバイス」のパフォーマンスが決まり、人生が決まるという事。

・飲食学の基本3ルール
 (1)セレクト:摂取するものは選び抜く
 (2)ブロック:安易に体に入れない
 (3)デトックス:悪いものはすぐに排出する

・原材料表記の「/(スラッシュ)」の後に書かれているのが添加物、記載が無ければ無添加となる。

・最も健康寿命を長くする食事スタイルは「伝統的な和食」である。7つの特徴は、
 (1)肉・乳製品・卵の使用量が少ない
 (2)主たるタンパク源が豆類と魚介類
 (3)海藻類と野菜が多い
 (4)旬のものを食べる
 (5)小麦ではなく米が主食
 (6)出汁を使うため味付けが塩分控えめ
 (7)多様な発酵物

・食事の際「よく噛んだほうがいい」と言われる理由は、唾液に含まれる「消化酵素」が噛めば噛むほど分泌され、食べ物と一緒に消化器官に送られるから。この「酵素」が不足すると、生体活動の基本である「消化と排泄物」や、有害物質を排出する「デトックス能力」が低下し、深刻な生活習慣病の原因になってしまう。

・寝起きにコーヒーを飲む人が多いが、それは不要。理由は起床直後はコルチゾールの大量放出で脳は充分に覚醒しているから。カフェインはコルチゾールの分泌量が低下する、起床2~3時間以降に飲むのが理想。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミニマリスト
感想投稿日 : 2024年1月4日
読了日 : 2023年12月29日
本棚登録日 : 2023年12月14日

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