犯罪を犯した少年が補導委託される場所が職人の町工房。ん?どこかで読んだような…と思ったら、いとうみくさんの『夜空にひらく』だった。
『夜空にひらく』はあくまでもYA向けで、こちらの方が一般書で大人に向けた小説。
無口で仕事一筋の南部鉄器職人の父とその息子の関係性と万引きを繰り返していた少年が、心を開くまでの物語。
エンディングは読む前からなんとなくわかるんだけど、柚月さんの文章力に引き込まれどんどんと読み進められた。
母娘って、良くも悪くもおしゃべりで仲良かったり、悪かったりなのに、父息子ってお互い無口で何を考えてるのかわからずに、一方通行が多いような。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2024年3月9日
- 読了日 : 2024年3月8日
- 本棚登録日 : 2024年3月3日
みんなの感想をみる