ドイツの歴史の大まかな流れがわかる本。
一冊となると、これ以上詳しくというのは無理なのかな。
でも私が特に知りたいと思っていた中世から近世あたりの、教会との関係、宗教の対立や三十年戦争、ハプスブルク家、オーストリア継承戦争、対ナポレオン、神聖ローマ帝国の滅亡まで、とにかく盛り沢山のところが簡潔な説明で流されていくのだ。
どこが参戦したとかどこと手を組んだとか、それぞれの事情や思惑が省略されてしまうと、なんだかただの暗記みたいな感じだし、しかも既になんとなく知っている程度のことなので、なぜという理解が全然深まらない。
それに比べてナチスについては、出来事に加えてどのように支持を集めていったかとか、多少ページを割いている印象。
そちらも重要な歴史だから仕方ないか。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
時代小説・歴史もの
- 感想投稿日 : 2021年4月29日
- 読了日 : 2021年4月29日
- 本棚登録日 : 2021年4月9日
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