刑事オリヴァー&ピア・シリーズ4作目。
閉鎖的な村で起きた11年前の殺人事件の犯人とされた男が、刑期を終えて出所してきた。住人たちからあからさまな敵意を向けられる中、当時の被害者の白骨が見つかったり、男の母親が襲われる事件が起きる。捜査するうちに、11年前の事件に腑に落ちない点が見つかり…というもの。
狭い世界を支配している思考回路が本当に嫌な感じだ。それが当然みたいな村人の話しぶりがおぞましい。
捜査十一課も今回は色々と問題だらけで、うじうじしたり、逆ギレしたり、開き直ったり。その度に、しっかりしろ、自業自得だ、子供か、と脳内で3人を張り倒して、ぶつぶつ思いながらも読んでしまうのだ。
このシリーズは捜査員のプライベートがなんだか安っぽいドラマみたいだなと思う。でも次も読みたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー・サスペンス
- 感想投稿日 : 2021年2月23日
- 読了日 : 2021年2月23日
- 本棚登録日 : 2021年2月23日
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