刑事オリヴァー&ピア・シリーズ6作目。
虐待の痕がある少女の遺体が川から発見され、序盤から胸が悪くなるような事件を匂わせる。
あまりにも酷い犯罪に、現実のこととは思えない。いや、フィクションなんだけど、こういうことが現実にもありうるという意味で、犯罪者のその心理が信じられないというか、もう、本当に悪。
前作に続いて捜査十一課は安定したメンバーで、オリヴァーもiPhoneを使いこなせない以外は問題なし。よしよしと思っていたら、退場したはずのフランクが出てきた。
彼の過去が明らかになり、不愉快な言動にも理由があることがわかる。まあ、それを知っても全く好感は持てないのだけど。
その過去が絡んだ諸々の顛末がとても気になる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー・サスペンス
- 感想投稿日 : 2021年7月17日
- 読了日 : 2021年7月17日
- 本棚登録日 : 2021年7月17日
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