検察側の罪人

著者 :
  • 文藝春秋 (2013年9月11日発売)
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感想 : 249
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読書記録です。まだの人は絶対に読まないでね。映画観てない人も絶対に読まないでね。ネタバレまくりなので。

映画を観る約束を先にしたので、観る前に1日で読み切りました。私は本を読むとき、けっこう心情的に入り込むんですが、正直共感できないことが多くてあまり入り込めなかった…一生懸命勉強して、難関の国家試験を突破して、お気楽なおばちゃんには気が遠くなるような努力して手にした官吏の仕事を、手放せるものなの?と。
映画を観てびっくり!作者さん、いいんですかコレ?と思うほど、原作とは掛け離れてて…もしかして、実はこういう内容で書きたかったの?と思うほど。
ただ、映画のほうが、過去の事件の真相を知ってからの暴走には共感が持てました。目の演技が良かった!やるやん、キムタク!検事的正義に当たる起訴をされる前に、命を落とした罪人たちにも心情的にはアリ、でした。泣き女には盛りすぎた感はあったんだけど…
あ。もしかして。原作ではありえない映画の続編がアリなのかな?!モノは売ってもヒトは売らない諏訪部と罪人vsヤメ検の。次は親友を奪った大物代議士なんだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 映画を観る前に
感想投稿日 : 2018年8月31日
読了日 : 2018年8月31日
本棚登録日 : 2018年8月31日

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