極端なインフレさえ起きないように注意する必要はあるが金融機関は事実上無限に国債を受け入れることができるという話は面白かった。中央銀行が操作できるのは金利であって貨幣量ではないという点は主流派とMMT論者で概ね共有しているらしく、争点は金利操作のような金融政策によってインフレ率や失業率のコントロールが可能かという点にあるというように理解した。
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カテゴリ:
新書・エッセイ
- 感想投稿日 : 2021年7月17日
- 読了日 : 2021年7月18日
- 本棚登録日 : 2021年7月17日
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