岡嶋二人作品も、ソロになってからの井上夢人作品も、ずっとハイレベルで面白かっただけに、期待外れ感が大きい。6篇中1篇目を読み終えて、「あれ、おかしいな」、と思いつつ、連作ならではの最後に一捻りがあるのかな、と微かな望みを持ちながら、6篇目まで読み進めけど、期待は裏切られたまま終わりました。
超能力に対する合理的な説明がない作品は、宮部みゆきの『龍は眠る』とかいろいろあるから、それはそれで許容範囲なんだけど、そういう前提の世界で起きるお話としては、腹落ちするスッキリする理屈が一本通ってて欲しいなあ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年7月23日
- 読了日 : 2021年7月22日
- 本棚登録日 : 2021年7月10日
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