偶然図書館で手に取った本だったのですが,ホラーとは知らずに読み始めたので少々怖かったです。
自分が死んだ事に気づいていない幽霊と登場人物も孤独を抱えた人が多いせいかもの悲しい感じがしました。
14作のウチ表題になっている『くちづけ』と犬を飼っているせいか『災厄の犬』が印象的でした。
『親友』という話の中で幽霊になって現れる親友を嫌がる奥さんを差し置いて
自宅でもてなし続ける夫の気持ちが理解できません。親友ならちゃんと成仏させてあげたいと思うのでは?
それとも、男同士の友情ってこんな感じなのでしょうか?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年8月17日
- 読了日 : 2012年8月17日
- 本棚登録日 : 2012年8月17日
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