いよいよ人間離れしていく忍者たち。
首から下を別の女とすげ替えられ、すこぶる邪悪で淫蕩な別人へと生まれ変わってしまった主人公の恋人、篝火=漁火。
ここまで読んだ山田風太郎作品の中でもダントツにどす黒いキャラだった。
まるでDIO。
設定からしてモラルを度外視してるんで、果てはどこまで逸脱するのか気になって目が離せなった。
ページから傲慢な高笑いが聴こえてくるようでした。
欲望剥き出しで誰憚ることなく我が道を行く松永弾正も魅力的な悪役だった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2013年8月3日
- 読了日 : 2013年8月3日
- 本棚登録日 : 2013年7月29日
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