五賢帝のうち属州出身初の皇帝で「心の底からまじめに皇帝をつとめた」トライアヌス、ギリシア文明と狩猟を好んだ天才的なオーガナイザー ハドリアヌス、「秩序の支配する平穏」の二十三年間 アントニヌス・ピウス。彼らが築いた「黄金の世紀」を描く。
一方でキリスト教が「深く静かに潜行する」。「宗教よりも文明観の総意に起因するローマ帝国とキリスト教の対立は、着実にはじまっていた」。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2024年4月27日
- 読了日 : 2024年4月27日
- 本棚登録日 : 2024年4月27日
みんなの感想をみる