白昼のホテルで大富豪が射殺された―事件の黒幕として容疑がかかったのは2人、富豪の甥で映画マニアのクライトンと、画廊オーナーで富豪の愛人と目されるジュリー。
有能さゆえにこの2人に巻き込まれた凄腕弁護士デリクは、クライトンの映画のシーンをまねた執拗な行動に追い詰められていく。
一方、ジュリーもまた重大な秘密を抱えていて―
最後まで意外な展開に目が離せない傑作サスペンス!
これは映画に詳しければ、台詞やタイトルを聞いただけで先に何が起ころうとしてるのかが分かってもっとゾワゾワ恐ろしさ倍増しただろうと…私は詳しくないのでそれほどでも無かったけれど-
最初、ジュリーのやり方には、正直眉をひそめるというか賛同しかねて「このヒロインすきじゃないかも」と思い読み進めるペースが遅くなったけど、進むうちに引き込まれました。
後半の“彼女”のミスリードも助けが間に合うか、本当に撃っちゃうのか、ハラハラしました。
奴がちゃんと捕まって良かったけど、財力で軽くなりそうで怖いな…
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年3月12日
- 読了日 : 2015年3月11日
- 本棚登録日 : 2015年1月10日
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