あやまちは愛 (二見文庫 ウ 6-1 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房 (2007年6月25日発売)
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感想 : 16
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社交的なジーネットと内気だが聡明なバイオレット―ふたりは性格の対照的な双子の姉妹だった。
姉、ジーネットと国中の女性の憧れであるラエバーン公爵・エイドリアンとの結婚式当日―気まぐれな姉がいきなり“結婚したくない”と言い出し、バイオレットは身代わりで結婚するように頼まれ…
花嫁に捨てられたとなれば上流階級でスキャンダルに!
両家の名誉の為、用意してくれた支度金を借金返済に充ててしまい返せない為、理由はあるけれど…何よりも、2年前から密かにラエバーン公爵に想いを寄せていたバイオレットはためらいながらも姉の提案を受け入れてしまう。
公爵家に相応しい、それだけで選んだ相手との生活が意外にも快適なことに満足なエイドリアン。
一方、愛する人と幸せな日々を送るも、それは演技し、取り繕った上に姉の名で呼ばれ…切なさと罪悪感が拭えないバイオレット。
だが仮初めの平穏も続く訳がなく、とうとう真実が明かされる時が…
<font color=pink>2007年RITA賞最優秀新人受賞作</font>です
<font size =1>おめでとうございます!ヒストリカル部門とダブルノミネートでひとつ逃した訳ですが…かなりお気にな作品なので嬉しい♪
※RITA賞〓PWA(全米ロマンス作家協会)主催の作品コンテストロマンス小説界のオスカーと言われるほど権威ある賞で、毎年7月の最終週に授賞式が行われる、そうです☆確かに受賞作でハズレだと思うものは少ないな☆</font>
正体がバレて責められても自業自得な部分があるのがツラい★ロマンスなのでハッピーエンドなのは分かってるケド☆
脇役の犬がいい味出してます
しかしホント、全然態度が違うのに気付けョ!と。エイドリアンが釈明してる様な理由も分からなくもないケド★
バイオレットも生まれてからずっと“もうひとりの方”だったからって…も少し自信(というか信頼?)があっても良さげなのにね★
そしてジーネットが!自己中心的で尚且つそれに従うのが当たり前な態度に
このとんでもない姉がヒロインの次作と、バイオレットの親友で同じように内気で壁の花なイライザが主人公のお話の三部作になっているそうで…気になります特に姉が…どうやったらヒロインにできるの?て位、難ありスギではなかろうか…
<font size =1>それにしても最近トリロジーや四部作とか多い気が★</font>

20071106

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2009年11月17日
読了日 : 2007年11月5日
本棚登録日 : 2007年11月5日

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