騎士から逃げた花嫁 (ラズベリーブックス)

  • 竹書房 (2008年8月9日発売)
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感想 : 17
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フランス貴族の娘・エレオノールは世界一凶悪な騎士・バーカムシャーのコリンのもとへ嫁がされそうになった2年前に出奔し、今はアンリと名乗り騎士として暮らしている。
騎士とは名ばかり、名家の娘・シビルの世話役として身を隠し生きる日々。
ところがある日、シビルの結婚が決まり護衛として付き添いたどり着いた嫁ぎ先は、なんと、エレオノールが逃げ出した相手・コリンの住むブラックモア城だったー
コリンは彼女の正体に気付かぬまま、騎士というにはあまりに技量に乏しいアンリを一人前にするべく特訓に勤しみ始めー
朴訥な騎士と逃げ出した花嫁、お互いの真実の姿に気付く日は?

この物語の舞台になっている時代があんまり好みじゃなかったです‐
時代考証はしっかりしてるんだろうけど、ロマンティックさが足りないよ…不衛生な描写がね‐萎えるわ。

逃げていた時間が無駄ではなかったと思わせる展開で、そこは良かったです。
素直に嫁いでいたら分かり合えなっかたよね‐

身をやつしていることに気付かずに、同性に惹かれてしまってオロオロする姿は面白かった。
ヒロインには自分から身分を明らかにしてほしかったなー

機転と勇気を称えられてるヒロインだけど、亡き母の友・イザボーさんあってこそ、第一の功労者だと思いました。
悪役にはむかついたけど、ヒロインの父にもイラッときたよ‐なんであんなの後妻に選ぶかね‐

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年6月21日
読了日 : 2015年6月21日
本棚登録日 : 2015年6月21日

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