1時間くらいで読み終わりました。読みやすかった。字も大きめ、改行がやたらあり、本の真ん中にしか字が書いていない印象。
少年と中年女性が出会って別れるまで。ラストは切なくて良かった。
映画化されているので、ユリ=永作博美に自動変換されてしまったけれど、原作のユリは年相応のシワがあり、中年太りで、ろくに家事もせず売れない絵を描いているアラフォー。19歳の男の子が好きになる?
でも気持ち悪い不倫ものにも、女性の痛い妄想にもならずにすんでいるのはすごい。文章がすっきりして綺麗だからでしょうか。
そして、タイトル。すごく印象に残るけど、読み終わってなぜこのタイトル?と思わずにいられない。ちょっとあざといような…。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(現代)
- 感想投稿日 : 2012年1月10日
- 読了日 : 2012年1月10日
- 本棚登録日 : 2012年1月10日
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