キング&クイーン (100周年書き下ろし)

著者 :
  • 講談社 (2010年5月26日発売)
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本棚登録 : 942
感想 : 196
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2018/12/04読了


前にどこかで似たようなエピソードがあったような、、、
と思ったらあれだ。チェスのフィッシャー氏。
某氏をモデルにしているだろうストーリー。
元SPの安奈の推理力と、不愛想だけど絶対に約束を守って見せるという信念の強さに
強い女性像あり。こういう主人公はかっこいいし、惹かれてしまう


キング&クイーンのタイトルとは
ラストの女性のこともあるけれど、ウォーカー氏と安奈の対立もとい関係ともとれるかも。
各人の過去話が何層にも重なり(うちミスリードもあるが)
安奈目線だけでないのも併せて、物語がとても面白い構造をしている。
きっとチェスの知識があったらもっと別の面白さがあったのかもしれない。


最近柳さんのおかげで推理物を楽しく読めている。ほかにもいろいろ読んでみよう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ・推理・サスペンス
感想投稿日 : 2018年12月6日
読了日 : 2019年2月16日
本棚登録日 : 2018年12月6日

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