誰がアパレルを殺すのか 特別編

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感想 : 8
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衣服の値段の大半がブランドのネームバリュー

この言葉は、何度も聞いた事があったし、それはしょうがない事なのかなと思ってた。だが、商品が売れ残る事を前提とした服の生産をしているために発生するコストも含まれるとは知らなかった。

それに、ファッションの多様化により生産される服は年々増えてきているのに市場は小さくなっていると言う興味深い現象も起きていた。
この現象は、単純に服1着当りの単価が安いもの(ファストファッション)ブランドの台頭の影響もあると思う。

その他に気になる点として、情報を最大限開示するエバーレーンの経営方針、Tokyo baseの徹底した数字での経営管理、
何より、この本を読んだお陰でこれから服を買う時には、その値段の価値を吟味したいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2020年6月25日
読了日 : 2020年6月23日
本棚登録日 : 2020年4月14日

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