小学生の頃、図書館にあった挿絵の綺麗なギリシア神話の本に夢中になって読みふけったことがある。普段意識することは少ないが、ギリシア神話の伝承は案外私たちの身近にたくさん転がっていて、そこかしこで目にするカタカナ語には結構ギリシャ由来のものが多かったりするのだ。この本はただ伝承を紹介するのではなく、一見つながりの見えにくい伝承と伝承わかりやすく結び付けてくれたり、現代まで馴染みのある事象とのつながりを示してくれて、神話への親和性を高めてくれる(洒落じゃないよ)。面白かった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年11月25日
- 読了日 : 2016年11月25日
- 本棚登録日 : 2016年11月25日
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