高校くらいまでに学校で習うことはあらかじめ答えは決まっていて、そこにたどり着くためのルートを学ぶことだから考える必要は実はそれほど多くない。でもそこから先の人生では、答えのない問いにぶつかっていくことばかり。でも学校で教わったことが無駄かというとそうでもなくて、無数にある可能性のうち、必要のない演繹を省くのに、「常識」とか「知識」は役に立つ。答えのない問題に向き合うこと、解決に導く、あるいは手掛かりをつかむために問いを立てること、もやもやを形にするために言葉があること。読んでいて心地よい一冊だった
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年1月28日
- 読了日 : 2021年1月28日
- 本棚登録日 : 2021年1月28日
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