レポート参考書として読み始めたが、基本的な国の施策を淡々とまとめようと思ってたので、これ読んじゃうとちょっとノイズになりそう…と思って、レポート書いてから読むことにしました^_^。元気な社会学者の勢いのある文章に負けてしまう。
筆者は「誰もが少子化対策を声高に叫ばないような日が来たときに、(略)出生率は静かに回復していくだろう」としてまとめているが、私は少子化対策つまり合計特殊出生率を上げるという明確な目標に向かって30年間頑張ったけど全然叶わず、それでも未だ目標を変えないのは、出生率を隠れ蓑にさまざまな社会福祉向上を進めてきた優秀な官僚の計略かもと思いました。これこそステルス政策!それで筆者の言う通り生活水準が上がり、年取っても幸せに暮らせそうという雰囲気醸成できれば子供を産むのを恐れなくなると思う。生活水準と生活期待水準の2つのキーワード大事なので忘れないように。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
児童科
- 感想投稿日 : 2023年10月10日
- 読了日 : 2023年10月10日
- 本棚登録日 : 2023年9月6日
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