家族のかたちは変わっていく。愛を求めて去る者、永遠の旅に出かける者。同じ家に住んでいても、外に出ればみな各々の人生を生きている。神谷町のこの洋館のなかだけがずっと時間が止まったままなのだと思った。耳打ちされる愛と自由の秘密を、私はひとつも忘れたくない。
「かわいそうなアレクセイエフ」
「みじめなニジンスキー」
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日常
- 感想投稿日 : 2023年3月5日
- 読了日 : 2023年3月5日
- 本棚登録日 : 2019年5月29日
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