皆月 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2000年2月15日発売)
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本棚登録 : 631
感想 : 72
3

初読の作家さん。最後まで読んで、ぶっ飛んだ…。意味深な置手紙を残して消えた妻の、秘密とか真実をいろいろ勘ぐって読んでいたのだが、入り組んだ事情などは何にもなかった…。登場人物誰一人、まともな人がいないのも凄い。終始アキラに振り回されて終わった…。それでストーリー成立するんだから、アキラのキャラクター付けは凄い。ジェットコースターか。酔うわ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年3月8日
読了日 : 2017年3月8日
本棚登録日 : 2017年3月8日

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コメント 2件

ひとしさんのコメント
2017/03/08

皆月読まれたんですね!
アキラすごいけれど、なんか憎めなくて引き込まれません?
なんか、花村萬月が描く小説は破壊的というか、破滅的というか。
でも、なんか魅力的なんですよね(^_^;)

ひとしさんのコメント
2017/03/08

chie0305さんの解釈で完璧だと思いますよ。アキラは単に破天荒な奴ってだけの位置づけではなく、それなりにきちんとした考えも持っているところもありますからね!

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