廃用身 (幻冬舎文庫 く 7-1)

著者 :
  • 幻冬舎 (2005年4月21日発売)
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本棚登録 : 1340
感想 : 194
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久坂部さんのデビュー作。
実話なんじゃないかと思えるほどのリアリティだった。
今現在、下半身の麻痺でリハビリ中の父がおり、病院でリハビリを施してもらっている身内として、非常にうなずける点もあり、結末は果たしてどのようになるのかと不安にかられながら読了。本当に胸の苦しくなるような展開だった。
きちんとした取材もなしに面白おかしく記事にするマスコミも許せないし、それに乗る世論も腹立たしい。
医師会の縄張り争いにも嫌気がさす。
本当にフィクション?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年8月12日
読了日 : 2018年8月12日
本棚登録日 : 2018年8月12日

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