俳風三麗花 (文春文庫 み 37-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2009年9月4日発売)
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本棚登録 : 80
感想 : 12
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三浦しをん『本屋さんで待ちあわせ』で紹介されていたので読んでみました。
面白い!
俳句には全く疎い私ですが、俳句の知識がなくても十分に楽しめる俳句小説です。
昭和初期が舞台になっていますが、イメージとしては大正浪漫かな?
ただし、少しずつ戦争の足音が聞こえてきています。
そんな時代を背景にした青春小説としても楽しめます。
解説を読んで唸ったのが、三話目『冬薔薇』。
そうか、確かに能の『恋重荷』の雰囲気もありますね。
いろいろな読み方ができる作品です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2013年8月9日
読了日 : 2013年8月8日
本棚登録日 : 2013年8月9日

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