三浦しをん『本屋さんで待ちあわせ』で紹介されていたので読んでみました。
面白い!
俳句には全く疎い私ですが、俳句の知識がなくても十分に楽しめる俳句小説です。
昭和初期が舞台になっていますが、イメージとしては大正浪漫かな?
ただし、少しずつ戦争の足音が聞こえてきています。
そんな時代を背景にした青春小説としても楽しめます。
解説を読んで唸ったのが、三話目『冬薔薇』。
そうか、確かに能の『恋重荷』の雰囲気もありますね。
いろいろな読み方ができる作品です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年8月9日
- 読了日 : 2013年8月8日
- 本棚登録日 : 2013年8月9日
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