とある事象の一側面だけを見て全てを知ったつもりでいるのは井の中の蛙である。
なので、以前ネット上で教えて頂いた「日本会議」について、少しでも知っておくべきと考えたのだが、そもそも書かれている書籍がそれほど多くなく、たまに見かけても著者の極端な偏見思想に基づくしょーもないとのが多く、またそう言う書籍に限ってかなり文章も稚拙で表現も汚く、とても日本人としての誇りを持っているとは思えない醜い表現ばかりが目立って読む気が失せてしまうものばかりだった。
たまたま本書の書評を読んだ時に、かなり客観的に書かれているとのことなので、読んでみる気になった。それこそたまたま著者が自分と同じ歳だったので興味がわいたのもある。
で、読み終わって感じたことといえば、そんなに恐ろしい団体じゃ無いではないか。むしろ、自分が思う美しい祖国の理想に近い部分も多いのではないか?と、感じた。
あれ?
もちろん、他にも色々と思うことは賛否共にあるのだが、少し日本会議が身近に感じられた。
この後、さらに掘り下げて勉強するかどうかは別として、いろんな意見があることを知り得たのは良かったと思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年10月5日
- 読了日 : 2017年10月5日
- 本棚登録日 : 2017年10月4日
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