オオカミ族の少年 (クロニクル 千古の闇 1)

  • 評論社 (2005年6月23日発売)
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挿絵を書いている酒井駒子さんが大好きで手に取った。実はずいぶん前、第1巻が発売された時から気になってはいたのだが、なんとなく全巻発売されるまで待とう…と思って、ようやく今回、実際に読み始めたのだけれども。大正解!もう先が気になってほぼ全6巻一気読み!
ともかく私が大好きなモティーフがてんこもり。ネイティブアメリカン的な世界観・神話、森の狩猟生活、オオカミなどの動植物の描かれ方。いずれも興味津々。。。狩猟生活の悦びや苦しさや、太古の部族の風俗、野生の生き物の息づかい。「ファンタジー」と一言で括るのはちょっともったいないなー。好奇心をくすぐる舞台設定に、力強いストーリーテリング。主人公たちが常に危機にさらされているのでずっとドキドキでした。。。これまで読んだことのない世界観の物語でした。この手の物語にありがちな説教臭さがあんまりないのも良い。登場人物(?)の中ではオオカミのウルフが一番好き。あぁ、オオカミに会いたい!
ペイヴァーの新作も待ち遠しい!翻訳出るまで待てないから今度は原書で読むかなぁ〜。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー・児童文学
感想投稿日 : 2012年7月8日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年7月8日

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