向田邦子の遺言 (文春文庫 む 9-3)

著者 :
  • 文藝春秋 (2003年12月5日発売)
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本棚登録 : 250
感想 : 17
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向田邦子氏の遺言まがいのものを巡る家族のお話。

家族のことをちゃんと見ていて、こうしろ、とは言わないものの、しっかり意志を残してこの世を去った向田邦子氏。
遺言ではなく、遺言まがいの書き残しがこの本を通じて温かさを伝えてきます。
ある家族の形ですが、生きている間にどこまでのことを考えて、そして、いつ死んでも大丈夫なように用意をしているか、、、

自分の日々を振り返るきっかけになりました。
そして、いつでも遺言まがいのものを書けるように、
生き抜かなければいけないなと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2017年5月8日
読了日 : 2017年5月3日
本棚登録日 : 2017年5月3日

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