向田邦子氏の遺言まがいのものを巡る家族のお話。
家族のことをちゃんと見ていて、こうしろ、とは言わないものの、しっかり意志を残してこの世を去った向田邦子氏。
遺言ではなく、遺言まがいの書き残しがこの本を通じて温かさを伝えてきます。
ある家族の形ですが、生きている間にどこまでのことを考えて、そして、いつ死んでも大丈夫なように用意をしているか、、、
自分の日々を振り返るきっかけになりました。
そして、いつでも遺言まがいのものを書けるように、
生き抜かなければいけないなと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2017年5月8日
- 読了日 : 2017年5月3日
- 本棚登録日 : 2017年5月3日
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