名前に“幸”の字が入る作家のみで構成されるアンソロジー。一番は伊坂幸太郎かな。これは見事。上手い。面白い。次点で小路幸也。死神といえば思い出す伊坂氏の『死神の精度』。伊坂氏と競演することをわかっていて、この題材をあえて選び勝負してきたところに作家の意地みたいなものを感じた。伊坂氏にも負けない仕上がり。初読みの中山智幸もなかなかに良かった。山本幸久は安定。初読みの真梨幸子は個人的には合わないかなぁ…。ちょっとテイストが…。まぁ、幸せの形は人それぞれってところね。2013/034
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図書館
- 感想投稿日 : 2015年4月13日
- 読了日 : 2013年2月5日
- 本棚登録日 : 2015年4月13日
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