市川拓司の同名小説の映画化。
彼の小説には、独特の優しさと奇跡が相満ち、
パステル的なやわらかい生活の描写がある。
映画となってもその色が全く損なわれていなくて、
自分の頭の中の世界がそのまま現れて嬉しかった。
「もう会えない」はずの人ともう一度会えたら。
現実にはきっとないことだけれど、
天国にいる大切な存在が、ふっと隣にいるかのような
優しい再会の錯覚を近くに想った。
ひまわりの花がもっと大好きになった。
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カテゴリ:
movie
- 感想投稿日 : 2009年4月13日
- 本棚登録日 : 2009年4月13日
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