展翅少女人形館 (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房 (2011年8月25日発売)
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本棚登録 : 223
感想 : 31
1

球体関節人形を題材にしていて好きそうな話だと
思い読んでみたのだが、文体が好きになれず苦痛だった。
作品世界を構築する要素として必要だったのだろうが、
頑張って小難しい言葉を並べてみました感が
読んでいて鼻につくというか。
単に教養がないだけだろ? 言葉を知らなかっただけだろ?
と言えばそれまでなのだが…
字面や文章の流れから推測できるし、
調べてみてああやっぱりとなるのだけど、
読んでいてイラッとしかしなかった。

2次でも3次でも、女のコ達がキャッキャと
戯れてる様は見ていて微笑ましい。
巫山戯てキスしたりとかボディタッチとかも
百合っぽい感じなら可愛いなぁとなる。
しかしその百合っぽい感じも、
さらに進んで性欲を感じさせる段階になると、
まさしく百合になってしまうと嫌悪を感じるのは何故だろうか?
少女性というものに対して勝手に幻想抱いて、
勝手に幻滅しているだけかもしれんけど。
地球最後の女のコたちがキャッキャしてるところまでは
よかったのだけど…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年12月12日
読了日 : 2013年12月4日
本棚登録日 : 2013年11月17日

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