唯川さんの作品は、「OL十年やりました」のエッセイが大好きだったけれど、いろいろあって暫し離れていて、十数年ぶりに読む。
「神様が人間にくれた最大のプレゼントは忘れること」…私もこれは得られなかったな…と苦笑い。忘れたいことほど忘れられない…忘れたいと思うこと自体がそれに固執してしまってるということなのよね…。そして同じように忘れられない彼女に「忘れられない何かがあるって、忘れてしまいたい何かがあるより、ずっ価値がある」という彼の言葉…そうね…そういう思考素敵ね…少し切なく、少し優しく、でも時折チクチク…唯川さんの作品はやはり共感しやすい
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
唯川恵
- 感想投稿日 : 2015年6月7日
- 読了日 : 2015年6月5日
- 本棚登録日 : 2015年6月3日
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