珍しく一般人視点から描くことで、映像研メンバーの異常性が際立つ回。アニメを見たことで、彼女らの声や動きがありありと想像できるようになったこともあり、キャラクターが僕の脳内で自立してぐるんぐるん動き回るようになった。5巻までの積み重ねと、アニメ放映とにより、読者へ十二分に映像研のインパクトが刻まれたことを踏まえて、改めて映像研メンバーを好き勝手動かしてその縦横無尽な自由っぷりを印象づけるような1冊だった。ここにきてタイトル回収もされたわけだが、1巻発売当初だといまいちどういう意味かわからなかった言葉に、6巻時点だと深く頷けるようになっているのが楽しい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
娯楽
- 感想投稿日 : 2021年10月27日
- 読了日 : 2021年10月26日
- 本棚登録日 : 2021年10月13日
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