練習しましょう!から始めるのではなくて、その一歩手前から始まる本。あなたは何のために絵を描きますか? そもそも絵が上手いってどういう状態だと思いますか? 上手い絵描きの能力には何があると思いますか?という定義をして、その上で自分の現状を把握し、長所を伸ばすのか、短所を補うのかで練習パターンを指し示してくれるという内容。
これ、絵を描くことに限らず、何かを学ぶ、上達させるにあたって常に適用できる方法論で、とても素晴らしい。まずは自分の立ち位置と、ゴールを知らなければそもそも練習ができないわけである。自分は絵を描くということに対してほぼ何の知識もなかったことが、この本でよくわかったし、絵が上手い人を構成する要素というものが把握できて、今後の筋道も立てられるに至った。
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- 感想投稿日 : 2018年8月19日
- 読了日 : 2018年9月14日
- 本棚登録日 : 2018年8月19日
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