イギリスは愉快だ (文春文庫 は 14-3)

著者 :
  • 文藝春秋 (1996年2月9日発売)
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本棚登録 : 335
感想 : 33
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頼る人のいないイギリスで、運命の家を見つけるまでの道のり。イギリスの恐るべき甘いクリスマス。英国人の不思議なスポーツ…。著者が見た、愉快でどこか切ないイギリスの姿。

家との出会いのエピソードは面白かった。ご本人も「運命」というものの存在について語っていただけれど、目に見えないものの力が働いて、導かれるということがあるのかもしれないと思わされた。運命があるかどうかはともかく、著者はアンテナが高いのだと思う。出会うべくして出会った時に、それを感じ取って避けようとしない。良いもの、人との出会いはそういうところにあるのではないか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2013年12月23日
読了日 : 2013年12月23日
本棚登録日 : 2013年12月23日

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