ちいさなちいさな王様

  • 講談社 (1996年10月18日発売)
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感想 : 512

忽然と僕の部屋に現れた<小さな王様>の名は<十二月王二世>。 僕の人差し指サイズの小さな王様。この王様の世界では大きく生まれて成長するにつれ小さくなり、しまいには見えなくなってしまうという。「大きくなるほど小さくなる」のは、人間も年を取ると縮んでいき死を迎えるけれど、小さな王様の世界では「命の終わりは永遠の始まり」だという。 さて、この世の中で起きていることや、いま目の前にある現実の世界は、全て本当のことなのか・・・? 〝いま大人が読むべき絵本〟と柳田邦男氏お薦めの哲学的示唆にとんだ幻想の物語。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 大人の絵本
感想投稿日 : 2022年3月3日
読了日 : 2022年3月3日
本棚登録日 : 2022年3月3日

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