零戦と戦艦大和 (文春新書 648)

  • 文藝春秋 (2008年8月20日発売)
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感想 : 15

少年時代に夢中になったプラモデルの代表格は「ゼロ戦」と「戦艦大和」だった。日本が世界一を誇った戦闘機と巨大戦艦を持ちながら太平洋戦争で勝てなかった理由について、各界の評論家が語った「文藝春秋」の座談会の記録である。 敗戦の原因は枚挙に暇がないが、「零戦と戦艦大和」の悲劇は、〝特攻〟を最後の攻撃手段としたことにある。即ち軍部の戦争に対するインテリジェンスの欠如こそが、敗戦の総体的要因と考えざるを得ない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国内ノンフィクション
感想投稿日 : 2019年9月4日
読了日 : 2019年9月4日
本棚登録日 : 2019年9月4日

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