列車の窓越しに流れる風景を眺めていると、幼い頃ママが死んで、おばさんに引きとられていったあの街、ひとりぼっちで歩いたあの路(みち)でめぐり逢った三本足で歩き走りまわる黒い犬、たったひとりの友だちとして過ごした日々、そして別れの日・・・忘れることのない記憶が呼び覚まされる。詩情あふれる<山本けんぞう>さんの物語と情感ほとばしる<いせひでこ>さんの絵、このお二人の見事なコラボによって、心ゆさぶられる感動の絵本となっています。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
大人の絵本
- 感想投稿日 : 2021年10月30日
- 読了日 : 2021年10月28日
- 本棚登録日 : 2021年10月28日
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