アメリカへ働きに出た父、その父のもとに旅立った母と子どもたち。5人姉弟の末の男の子が語る、イタリア移民の苦難の人生の物語。 家が貧しく学校に行けず、読み書きができずにいた彼は、記憶に残る品物をマッチ箱のなかに仕舞って、日記の代わりにした・・・苦学し印刷の仕事を30年続けた彼は、本屋と骨董屋になった・・・<マッチ箱日記>のお話を聞いたひ孫に「本は新聞みたいなもんだ。読んだらその時のことを思い出せる。何年もの間大切にされた古いものには、お話が溢れている。持っていた人みんなの日記だ。わしにとっても大切なものだ」
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
大人の絵本
- 感想投稿日 : 2021年11月27日
- 読了日 : 2021年11月26日
- 本棚登録日 : 2021年11月26日
みんなの感想をみる