主人公である正義(せいぎ)と彼が助けた外国人の宝石商リチャードの二人が銀座の宝石店を舞台にお客様が持ち込んだ宝石とそれをめぐる人間模様や心情を解き明かしていくことになります。最初は正義が若干一直線過ぎるように思いましたが、彼がリチャードに窘められたり、彼の誠実さに救われた人間もいるという結末の話もあり読んでいてホッとしたのと、宝石の価格や価値についての話もあり読みやすかったです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年1月26日
- 読了日 : 2021年1月26日
- 本棚登録日 : 2021年1月26日
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