「毒親」の子どもたちへ

著者 :
  • メタモル出版 (2015年2月23日発売)
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感想 : 14
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 AC概念を輸入した筆者が昨今の毒親論に物申す的な内容。毒親論は運命論で、「毒親だからしょうがない」という使われ方を批判している。それはそれでもっともなんだけど、先生が救いたかったのは毒親論に安住する人じゃなくて、人知れず毒親に苦しんできた人じゃなかったの?という。そういう毒親論を踏み台にして生きていける人達ではなく、毒親論のはるか辺縁の(言葉は悪いけど)甘ったれ達相手にシャドウボクシングしている感じで、読んでてちょっと辟易。
 結局、毒親を定義的に議論しないから概念が拡散してしまっているよね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年7月8日
読了日 : -
本棚登録日 : 2017年7月8日

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