物語はイングランドへと舞台を移す。デンマークヴァイキング軍による、イングランドの襲撃。それが、凄まじい規模で行われていたという歴史的事実が克明に描かれている。
物語は次への弾みをつけているところだろうか。最後に収録された「はたらくユルヴァちゃん」などは、そうした箸休め的な要素を強く感じるが、この巻自体がそうであるようにも見える。
アシェラッドとトルフィンの関係には、戦士としての気概のようなものがハッキリと見える。相手側に回ったトルケルも含めて、この物語はヴァイキングの戦士らを描いているのだということがよくわかるところだ。
今回も面白かった。星五つで評価している。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
漫画喫茶
- 感想投稿日 : 2015年10月28日
- 読了日 : 2015年10月28日
- 本棚登録日 : 2015年10月28日
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