来年頭からのドラマ化が決定したタラレバ娘の6巻は、前回の引きとなっていた香の妊娠話と、混迷を深める小雪さんの不倫話に、フラれた早坂さんとの関係が復活しかけている倫子の話と、三話でそれぞれに展開が巻き起こっている。
内容が濃すぎて目まぐるしいほどであり、それぞれの話の脇でひっそりとKEYのドキュメンタリー映画の話が本格化している。この辺の展開のさせ方は本当に達者だなと感心するほかない。
タラレBarも相変わらずの切れ味であるし、早坂さんを振ったマミちゃんの言い分の異様な説得力なども見ごたえがあった。相変わらずの質の高い漫画である。今回も星五つで評価している。
読書状況:読み終わった
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ドナドナ
- 感想投稿日 : 2016年10月11日
- 読了日 : 2016年10月9日
- 本棚登録日 : 2016年10月11日
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