イギリス編が一歩一歩進行している17巻である。リヴァルの父と兄弟の因縁はまだまだくすぶりながら、巻末でようやく対決姿勢が明らかになろうとしている程度であり、かなり腰を据えて物語っている感触だ。
本筋の腰はやや重いが、内容そのものはいつものように粒ぞろいである。パパラッチネタ、ゴルフネタ、スコッチウィスキーネタなど、英国が舞台であることを活かしたネタが展開されており、おそらくは今回のために温めてあったネタなのだろう。一話一話が実に濃い。
今回も楽しく読ませていただいた。星は四つ半相当と評価している。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
漫画喫茶
- 感想投稿日 : 2016年6月8日
- 読了日 : 2016年6月8日
- 本棚登録日 : 2016年6月8日
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