副題は「大英博物館の「略奪美術品」」。前半はエルギン伯の生涯と大英博物館所蔵のエルギン・マーブル入手の経緯をナポレオンをめぐる情勢とあわせて略述し、後半は、国際法整備以前の文化財の移動に対する法的考え方、エルギン・マーブル返還要求をめぐるギリシアとイギリスの対立をアテネ五輪およびロンドンへの五輪招致の動きとからめて描く。参考文献表あり。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2009年2月15日
- 読了日 : 2008年2月3日
- 本棚登録日 : 2009年2月15日
みんなの感想をみる