荒城に白百合ありて

著者 :
  • KADOKAWA (2019年11月21日発売)
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本棚登録 : 488
感想 : 63
3

最後のシーンではロミオとジュリエットが思い浮かんだ
私の好みの作品かと問われれば…好みでは無かったー泣
幕末辺りの歴史はめっぽう弱く、自分の中で上手く消化しきれなかったなと思う

でも、物語の最後にかけてとても惹かれる
なんとも言い難いこの読了感
ハッピーエンドでも、バッドエンドでもないのかなって
鏡子さんも伊織さんも若干悔いが残るのかなと思いつつ、でも最後には自分が選択した道を歩もうとしたから悔いなんてものは無かったかもしれないと彼らの気持ちを推し量る
鏡子さんの少し歪に感じる性格が、彼女の姿が印象深く残っている

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年5月18日
読了日 : 2023年5月18日
本棚登録日 : 2023年5月18日

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