「ツキ」の科学 運をコントロールする技術

制作 : 夏目大 
  • PHP研究所 (2012年12月21日発売)
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◆運をめぐる不思議な旅
運のいい人は

<1>社交性に富む
多数の人と有効的な関係を築いている。
幸運は常に他人からもたらされるものなので、多くの人とつながりをもつほど幸運が訪れる可能性が高まることになる。

→孤独好きの人には幸運は訪れない

<2>直感力がある
目に見える以上の何かを察知する能力を持っている。
多くの場合は無意識のうちにその能力を働かせている。

→直感は情報の山から生まれる

→直感力を鍛える方法
1 直感に十分な情報を裏付けがあるか確かめる

補足 怠けたいという理由で直感に頼らない

2 願望と直感を混同してはならない

3 直感力は自らの意志で鍛える

補足 自分の直感を殺さない
   常にその場の印象や雰囲気をつかむ努力をする

<3>勇気がある
目の前にチャンスが訪れたら確実にそれを掴み取る。
たとえそれによって自分の人生設計が狂うことになっても勇気を出して一歩踏み出す。そのため運のいい人はジグザグな人生を歩むことが多い。

1 常にチャンスに目を光らせる

2 勇気と向こう見ずの違いを見極める

3 情報が充分でなくても一歩踏み出す

<4>ラチェット効果を働かせる
自分のしていることが悪い方向に転がり始めたときや、状況が悪化し始めたとき、素早くその場から逃げ出すことができる。
そのためひどい不運に見舞われることは少ない。

1の障害 人は自分が間違っていたとなかなかいえない

2の障害 投資したものを捨てるのは難しい

<5>悲観的推測に基いて行動する
運のいい人は楽観的なイメージがあるが、実際はまったく楽観的ではない。
運のいい人は自ら意識して極端なほど悲観的な態度を貫いている。
いつよくないことが起こるかわからないと思って行動することが幸運につながっている。

・マーフィーの法則
→うまくいかない可能性があるものは必ずうまくいかない
→自分の幸運を信じすぎてはいけない

・幸運と不運の法則
→悪いことはいつ起きるかわからないから、常に備えを怠ってはならない

「物事がうまくいっているときには流れに身を任せる」

」脇道にそれたほうがうまくいきそうなら、それてみる」

◆1 ランダム理論
・あらゆることは起こりうる
1 絶対に起こらないということは何もなくあらゆることは起こりうる
2 起こりうることは必ずいつか起こる

・物事は確率の法則に従って起きている

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人文・思想
感想投稿日 : 2017年10月31日
読了日 : -
本棚登録日 : 2017年10月31日

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