死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々(1)(少年チャンピオン・コミックス・タップ! )

著者 :
  • 秋田書店 (2014年12月10日発売)
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本棚登録 : 588
感想 : 48
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作品の中のキャラとしてではなく、一人の人間としての内面、つまりモノローグを全て書き出すとこう言う感じになるであろうリアリズム。第4話の「がんばれメガネ」は秀逸だ。男鹿(メガネの方)の言い分も、女楽のモノローグのツッコミも、どちらにも深く共感。最近、似た様な感覚を抱いただけに。
現代社会を抉る名言満載。科白の連打に隠れて、流れ弾の様に届く。活字を読むのが苦手、読み解く能力が余り高くないと自負している人には苦手意識が先立つかもしれないので、誰でもかんでもにはお勧めしない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 青年漫画
感想投稿日 : 2018年5月16日
読了日 : 2018年5月16日
本棚登録日 : 2018年5月16日

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