出来の悪い子: 三村家の息子シリーズ (ミリオンコミックス 16 Hertz Series 21)
- 大洋図書 (2007年4月26日発売)
本棚登録 : 288人
感想 : 20件
明治さんの、おじさんではない攻めの子があんげんっぽいなー、っていつも思う。CVじゃなくて、敏と同じ年で同じ立場に彼を置くと、同じ行動とりそうだなー、って思うんだよなぁ…本人は病気かと思うくらい女の子好きなんだろうけど(笑)。(目の前で転ぶんだ)の、敏のモノローグが読みたくて何度も読んでしまう…この一文で、どんなに否定しても、距離を置こうとしても、一生、弓の事が好きなんだろうな、この子…って思う。作品上は角との誤解を解く前に、弓が敏への自分の気持ちに気付いて、弓の方が先に敏に告白をし、二人は結ばれるが、もし、誤解が誤解を生んであらぬ方向へ進んでしまったとしても、敏はずっと弓の事を好きで居続けるだろうなぁ、と思った。『生まれ星』で、初めて弓と結ばれた時、ずっと敏が泣いていたのは、ずっとそばに居るのが当たり前の幼馴染だからではなくて、敏だから弓は好きなのだ、と言う事を心の底から実感した涙だろうなぁ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
BL
- 感想投稿日 : 2013年6月30日
- 読了日 : 2011年5月13日
- 本棚登録日 : 2011年5月10日
みんなの感想をみる